卒業旅行代金を借金した体験談

卒業旅行代金を借金した体験談

 

私は東京での学生時代、家庭の諸事情から両親の仕送りがいっさいなく、1年目は新聞奨学生として働きながら学校へ通っていました。

 

そして2年目は新聞奨学生時代に貯めた礼金敷金をもとにアパートで一人暮らしを行ない、他のアルバイトをしながら生活していました。

 

そんなこともあったため、大学4年の秋、みんなが卒業旅行の話で盛り上がっているときでさえも、私には縁のない話だとばかり思い、ひたすらアルバイトに精を出していました。

 

しかし、社会人になってからではまとまった休暇も取りづらくなるわけであり、以前から行きたかった海外旅行に行くのであれば、今しかないと考え直し、私はキャッシングローンで旅費を借金して工面し、友人といっしょに1ヶ月ほどアメリカと中南米に旅行に行ったのでした。

 

1ヶ月の旅行といっても格安航空券を使い、安宿ばかり利用していたため、20万円ほどしか使いませんでしたが、苦学生の私にとって借金20万円は大金で、無駄なことにはあまりお金をかけず、有意義な海外旅行を心がけていました。

 

社会人になり、私はこの旅費である20万円の借金を約半年かけてゆっくりと返済していきました。学生のアルバイトでは、20万円稼ぐのには苦労しますが、半年かけてもちゃんと借金返済できたことに、社会人としての自覚も生まれました。